札幌の庭仕事カレンダー、3月末〜5月版をお届けします。
4月、まだ庭の隅に雪が残っている。待ちきれなくてスコップで雪をよける。土の下から、アジュガの葉っぱが少し見えた瞬間——ああ、今年も春が来た。
北海道のガーデナーなら、きっとこの気持ち、わかりますよね🌱
長い冬のあいだ、庭はずっと雪の下。だから春になると、居ても立っても居られなくなる。これ、北海道ガーデナーあるあるだと思うんです(笑)
この記事では、札幌で30年以上ガーデニングをしてきた私が、3月末〜5月にやっていることを月ごとにまとめました。「何から始めればいい?」「この時期に何をやるの?」という方の参考になれば嬉しいです。
🔍 この記事でわかること
- 3月末〜5月の庭仕事を時系列でまとめたカレンダー
- 冬囲いを外した後のチェックポイント
- 球根・宿根草・庭木それぞれの春の管理方法
- 4月末から植え付けOKな理由(温暖化の影響)
3月末:待ちきれない!冬囲いを外して庭に飛び出す🌿

札幌では、3月末〜4月上旬になると冬囲いを外し始めます。
といっても、庭にはまだ雪が残っていることも多い。でも待てない。スコップで雪をよけながら、宿根草の芽を確認しに行くんです。これが毎年の春の儀式になっています😊
「まだ雪があるのに庭に出るの?」と思われるかもしれませんが、北海道ガーデナーには長い冬のうっぷんがありますから(笑)。これはもう本能です。
うさうさ雪をよけてまで庭に行くの?そんなに待ちきれないうさ?



待ちきれないんです!!本州の方には想像しにくいかもしれませんが、5〜6ヶ月間、庭が雪の下に埋まっているんです。春になって宿根草の芽が顔を出した瞬間の喜びは格別ですよ✨
3月末にやること:冬囲い外しのスタート
- 庭木や低木についている冬囲い(縄・わら・防寒シートなど)を外し始める
- 雪が残っていても、根元だけでも確認する
- いきなり全部外さず、様子を見ながら少しずつ進める
3月末〜4月初め:最初に咲く球根たちが愛おしすぎる🌸


冬囲いを外しながら庭をチェックしていると、雪の間からちょこんと顔を出している子たちがいます。
スノードロップが最初に咲き始め、そのあとにクロッカスが続きます。
小さくて、白くて、健気で——毎年「かわいい〜!!」と声に出してしまいます(笑)。
しかもこの子たち、ほったらかしでOK。植えたら毎年勝手に増えて、毎年咲いてくれます。北海道の寒さなんてへっちゃら。本当に優秀な球根植物たちです。



ほったらかしで毎年咲くって本当うさ?手入れとか肥料とかいらないうさ?
本当です!植えっぱなしで大丈夫。むしろ「ちゃんと咲いてくれるかな」と心配しなくていいのが嬉しいんですよね。来年のために今から球根を植えておくのもおすすめです🌷
4月初め:冬囲いを外したら必ずやること|枝折れチェック😨
4月の初めには冬囲い外しが完了します。このとき、必ずやってほしいのが枝折れチェックです。
実は私、過去に冬囲いを外したら庭木の枝が折れていた……という経験があります😨
原因は秋の冬囲いが甘かったこと。冬のあいだに積もった雪の重みに耐えきれず、枝が折れてしまっていたんです。
折れてしまった枝は、残念ながら治しようがありません。潔くカットするしかない。それだけに、秋の冬囲いがいかに大切かを痛感した出来事でした。
冬囲いを外した後のチェックリスト
- 枝が折れていないか一本ずつ確認する
- 折れた枝はきれいにカットして整える
- 木全体のバランスを見て、必要なら追加で剪定する
4月初め:宿根草の枯れ葉掃除(アジュガ・ヒューケラなど)🌿
宿根草たちも、4月末になると芽吹いてきます。このタイミングで、冬のあいだに枯れた葉っぱを取り除いてあげましょう。新しい芽の邪魔にならないように、そっと手で取るか、ハサミでカットします。
私の庭ではアジュガやヒューケラがこの時期に動き始めます。どちらも肥料はほぼ不要。本当にほったらかしで育ってくれる、寒冷地のガーデナーにとってありがたい存在です😊
宿根草の枯れ葉掃除のポイント
- 芽が出てきたタイミングで行う(早すぎると芽を傷つけることがある)
- 新芽のまわりの枯れ葉をていねいに取り除く
- 肥料は基本不要(与えすぎは逆効果のことも)
4月中旬:ムスカリ・チオノドクサが続々と登場🌷
スノードロップ・クロッカスに続いて、4月中旬になるとムスカリとチオノドクサが咲き始めます。
ムスカリの青紫のぎゅっと詰まった花穂、チオノドクサの星形の小花……どちらも本当にかわいくて、庭がどんどん賑やかになっていきます🌸
これらもほったらかしOKの優秀な球根植物たち。一度植えると毎年増えてくれるので、ぜひ庭の一角に植えてみてください。
4月中旬:アジサイなど低木の枯れ枝をカット✂️


庭木のアジサイも、4月末には芽吹いてきます。このタイミングで、芽のない枯れ枝をカットします。
「どれが枯れ枝かわからない…」という方もご安心を。芽はしっかり目で確認できます。芽が全くついていない枯れた枝だけをカットすればOKです。



芽がある枝とない枝って、初心者でも見分けられるうさ?
見分けられます!芽はしっかり目立ちます。写真を見ると、右側の枝は茶色くて、先端にしか芽がありません、他の枝は、緑のぷっくりとした芽がついているのがわかります。ただ枯れているだけの枝は触るとパキッと折れることもあります。迷ったら、まず一本だけカットして感触を確かめてみてください。
4月末:越冬ビオラが爆発!追肥で後押しを🌼


夏に種まきして、雪の下で冬を越したパンジー・ビオラたち。
4月末になると、待ってましたとばかりに爆発的に成長し始めます。冬のあいだ、じっと力をためていたんですね。
このタイミングで液体肥料を与えると、花つきがぐんと良くなります。私は薄めた液体肥料を1〜2週間に一度与えています。
4月末から植え付けOK!「カッコウが鳴いてから」はもう古い話🐦
昔から北海道では「カッコウが鳴いたら何でも植えてよい」と言われてきました。カッコウの初鳴きは5月中旬ごろなので、植え付けは5月中旬〜というのが定説でした。
でも、温暖化の影響もあって、最近の札幌は4月末からでも植え付けが可能になっています。私の実感として、4月末に耐寒性のある苗を植えても問題ないことが多いです。
ただし!4月末の札幌はまだ寒い。防寒対策は必須です。正直に言うと、寒すぎて「やんなきゃよかった〜!」と思ったことが何度もあります(笑)。防寒グローブと防寒インナーは絶対に用意しておいてください。
4月末に植えてOKなもの・5月以降に植えるもの
| 植えてOK(4月末〜) | 5月以降に植える |
|---|---|
| パンジー・ビオラ(耐寒性あり) | トマト・ナス・ピーマンなどの夏野菜 |
| 耐寒性のある宿根草 | ペチュニア・インパチェンスなど寒さに弱い花 |
| アリッサム・ネモフィラ | 熱帯性の植物全般 |
5月:札幌ガーデニングのゴールデンタイム!🌸
5月になると、いよいよ本格的なガーデニングシーズンの到来です。
気温も安定してきて、苗の植え付けも本格化。プランターに好きな苗を植えて、庭を思い通りにデザインする——この作業が一番楽しい時期です😊
プランターに植える際は、水はけの良い培養土を使うのがポイント。北海道は夏に雨が多い年もあるので、根腐れしにくい配合の土を選ぶと安心です。土作りをきちんとしていることが、あとの管理を楽にする最大のコツ。安すぎる土は避けたほうがいいでしょう。
5月にやること
- プランターや花壇への苗の植え付け本格化
- 宿根草の成長を楽しむ(基本ほったらかしでOK)
- ビオラ・パンジーの液体肥料を継続する
- 庭全体のレイアウトを整える
まとめ|3月末〜5月の庭仕事チェックリスト📋
最後に、この時期の庭仕事を一覧にまとめました。保存して使ってください!
| 時期 | やること |
|---|---|
| 3月末 | 冬囲い外し開始/スノードロップ・クロッカスの開花確認/雪よけして宿根草チェック |
| 4月初め | 冬囲い外し完了/枝折れチェック・処理 |
| 4月中旬 | ムスカリ・チオノドクサの開花確認/宿根草の枯れ葉掃除/アジサイなど低木の剪定 |
| 4月末 | 越冬ビオラの追肥・植え付け開始(防寒必須!) |
| 5月 | プランターへの苗植え本格化/庭全体のレイアウト整備 |
春の庭仕事は、長い冬のあとのごほうびのような時間です。焦らず、でも待ちきれない気持ちのまま、一緒に楽しみましょう🌿
次の記事では、6月以降の庭仕事カレンダーをお届けする予定です。お楽しみに!











