「クレマチスって北海道でも育つの?」——寒冷地でガーデニングをしていると、一度は気になるテーマですよね。結論から言うと、クレマチスは北海道でもしっかり育ちます。私は札幌で3品種のクレマチスを育てていて、一番の古株はなんと18年目。雪の下でも毎年ちゃんと芽を出してくれる、頼もしい存在です🌸
この記事では、北海道で実際にクレマチスを育てている私の3品種の栽培記録と、寒冷地ならではの冬越しの方法、そして失敗しないためのコツをまとめました。「うちの庭でも育てられるかな?」と迷っている方の参考になれば嬉しいです😊
うさうさクレマチスって寒さに強いうさ?北海道の冬は厳しいうさよ…❄️



大丈夫!実は多くのクレマチスは寒さに強いんですよ。うちの子たちは毎年マイナス10℃以下でも元気に春を迎えてくれています🌿
北海道でクレマチスは育つのか?


クレマチスはキンポウゲ科のつる性植物で、世界中に約300種が存在します。実は、クレマチスの多くは耐寒性がとても高く、北海道のような寒冷地でもしっかり育つ品種がたくさんあります。
私が住んでいる札幌は、冬場にはマイナス10℃を下回ることも珍しくありません。積雪は1メートルを超える年もあります。それでも、クレマチスは毎年春になるとしっかり芽を出して、夏には美しい花を咲かせてくれます。
ただし、すべての品種が北海道に向いているわけではありません。品種選びと冬越しの工夫が大切です。私が実際に育てている3品種の経験をもとに、詳しくお伝えしますね。
私が育てている3品種のクレマチス
現在、我が家の庭には3品種のクレマチスがいます。長老の「品種不明」、中堅の「ベルオブウォーキング」、そして新入りの「白磁(はくじ)」。それぞれ個性が全然違って、眺めているだけで楽しいです🌸
品種不明の古株(2008年〜18年目)


我が家のクレマチスの中で一番の古株が、2008年から育てている品種不明のクレマチスです。購入時のラベルを失くしてしまい、正確な品種名がわからないのですが、18年間ずっと元気に育ってくれています。
花は薄紫色で、毎年6月頃に咲いてくれます。特別な手入れをしなくても、北海道の厳しい冬を越して春にはちゃんと新芽を出してくれる、本当に丈夫な子です。「クレマチスは弱い」というイメージがある方もいるかもしれませんが、この子を見ていると「全然そんなことないよ!」と言いたくなります😊
18年の間にツルはかなり太くなり、フェンスにしっかり絡みついています。植え替えもせず、同じ場所で年々株が充実していくのを見るのは、ガーデナーとしてとても嬉しい瞬間です。
ベルオブウォーキング(2023年〜3年目)


ベルオブウォーキング(Belle of Woking)は、2023年9月30日にお迎えした品種です。八重咲きの大輪系で、淡い藤色の花が本当に美しいクレマチスです。
ベルオブウォーキングは書籍によって、旧枝咲き(前年の枝に花が咲くタイプ)と載せている場合と、新旧両枝咲きと書かれている場合と、両方を見かけます。いずれにしても、冬の剪定では枝を残す必要があります。北海道では冬に枝が傷むリスクがあるため、旧枝咲きは少し気を使いますよね。しかも、届いた苗は今にも折れそうな苗でしたので、冬囲いをして軒下で越冬させました。
翌年、元気に育っていたのですが、急に枝が枯れてしまう事態に😨鉢で育てる自信がなくなり、庭に植え付けました。(本来は鉢である程度育てるのがセオリーらしいのですが💦)
こんな非常識な管理をしてしまったにもかかわらず、庭に植え付けてから、なんと新しい芽が出て、夏には八重の花を咲かせてくれたのです!初めての花は小さかったですが、上品な薄紫の色に感動しました🌸





八重咲きのクレマチスが北海道で咲くなんて、すごいうさ!✨
白磁(はくじ)(2026年〜新入り)


白磁(はくじ)は2026年の春に購入した、我が家の最新メンバーです。白い花びらに淡い緑がかった色合いが特徴の、とても上品なクレマチスです。
白磁は新旧両枝咲きで、旧枝にも新枝にも花が咲くタイプ。剪定の自由度が高く、北海道のように冬に枝が傷みやすい地域でも安心感があります。万が一、冬に旧枝が枯れても、新枝から花が咲いてくれるんです。
植え付けの際には、「植え替えない植え替え」という方法を試しました。これは、根鉢を崩さずにそのまま一回り大きな鉢に移し、土の代わりにベラボンで覆う方法です。クレマチスのデリケートな根を傷めにくいのがメリットです。まだ購入したばかりなので、これからの成長を丁寧に見守りたいと思います🌱
北海道でのクレマチスの冬越し方法
北海道でクレマチスを育てるうえで、最も大切なのが冬越しの準備です。私が毎年やっている方法をご紹介します。


- 株元のマルチング:11月中旬〜下旬に、株元にバークチップや腐葉土を10〜15cmほど厚く敷きます。根の凍結を防ぐのが目的です
- つるの処理:旧枝咲きの品種(ベルオブウォーキングなど)は、つるを支柱から外して地面近くにまとめ、不織布で軽く覆います。新枝咲きの品種は地上30cm程度で剪定してOK
- 雪を味方にする:北海道の場合、積雪が自然な断熱材になります。雪の下は意外と温度が安定していて、0℃程度に保たれるので、しっかりマルチングしておけば根は守られます
- 鉢植えの場合:白磁のように鉢植えで育てているものは、鉢ごと不織布でくるんで、軒下で冬越させます



雪が断熱材になるって本当うさ?なんだか不思議うさ…🤔



本当ですよ!雪の中は外気がマイナス15℃でも、地表近くは0℃〜マイナス3℃くらい。雪国ならではの恩恵なんです❄️
【比較表】3品種の特徴まとめ


| 品種 | 栽培歴 | 咲き方 | 花の色 | 剪定タイプ | 北海道での育てやすさ |
|---|---|---|---|---|---|
| 品種不明 | 2008年〜(18年) | 一重 | 薄紫 | 不明(おそらく新旧両枝) | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| ベルオブウォーキング | 2023年〜(3年) | 八重 | 淡い藤色 | 旧枝咲き(弱剪定) | ⭐⭐⭐⭐ |
| 白磁 | 2026年〜(1年目) | 一重〜半八重 | 白〜淡緑 | 新旧両枝咲き(任意剪定) | ⭐⭐⭐⭐(期待値) |
18年育てている品種不明の子が「⭐5つ」なのは、何もしなくても毎年咲く圧倒的な実績があるから。ベルオブウォーキングは旧枝咲きなので冬囲いに少し手間がかかりますが、その分、八重咲きの花は格別の美しさです。白磁はまだ1年目ですが、新旧両枝咲きで剪定の自由度が高いので、北海道向きの品種だと期待しています✨
北海道でクレマチスを育てるときの3つのコツ
コツ①:新枝咲き or 新旧両枝咲きの品種を選ぶ
北海道でクレマチスを育てるなら、新枝咲きか新旧両枝咲きの品種がおすすめです。旧枝咲きの品種(ベルオブウォーキングなど)は美しいですが、前年のつるを冬越しさせる必要があり、北海道では少しハードルが上がります。
初めてクレマチスに挑戦する方は、ビチセラ系やテキセンシス系のように、強剪定(バッサリ切る)できるタイプが安心です。白磁のような新旧両枝咲きも、万が一冬に旧枝が傷んでも新枝で咲いてくれるので、保険になります。
コツ②:「根」を守ることに全力を注ぐ
クレマチスはつるが枯れても、根が生きていれば復活します。だからこそ、冬越しでは「根を凍らせない」ことが最優先。マルチングをしっかりやって、株元を保護してあげてください。
逆に言うと、地上部のつるが多少傷んでも慌てる必要はありません。春に枯れたように見えても、根元から新芽が出てくることがよくあります。焦って抜かないことが大切です🌿
コツ③:深植えにする
クレマチスの植え付けでは、深植えがポイントです。ポットの土の表面より5〜10cm深く植えます。こうすることで、地中深くに節(芽のもと)が埋まり、万が一地上部が枯れても地中から新しい芽が出てきます。
特に北海道では、この深植えが凍結からの保険にもなります。私は18年前に品種不明のクレマチスを植えたとき、たまたま深植えにしていたのですが、それが長寿の秘訣だったのかもしれません。
まとめ|クレマチスは北海道の庭でも楽しめる
クレマチスは寒さに弱いイメージがあるかもしれませんが、品種選びと冬越しの工夫をすれば、北海道でも十分に楽しめます。私の経験をまとめると:
- 品種不明の古株は18年間、特別な手入れなしで毎年咲いてくれている
- 八重咲きのベルオブウォーキングも、冬囲いをすれば北海道で問題なく育つ
- 白磁のような新旧両枝咲きは、寒冷地での安心感が高い
- 冬越しは株元のマルチングと雪の断熱効果を活かすのがコツ
- 深植えにしておけば、地上部が傷んでも根から復活できる





18年も元気に咲き続けるなんて、クレマチスって北海道にぴったりの花うさね🌸 新入りの白磁の成長も楽しみうさ〜!
北海道でクレマチスに挑戦しようか迷っている方、ぜひ一株お迎えしてみてください。きっと、春に新芽を見つけた瞬間、「育ててよかった!」と思えるはずです。我が家の白磁のその後も、またブログでお伝えしますね🌿








