北海道でクレマチスを18年|3品種の冬越しと育て方を実体験で解説

ベルオブウォーキング初開花 2024年7月 北海道
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「クレマチスって北海道でも育つの?」——寒冷地でガーデニングをしていると、一度は気になるテーマですよね。結論から言うと、クレマチスは北海道でもしっかり育ちます。私は札幌で3品種のクレマチスを育てていて、一番の古株はなんと18年目。雪の下でも毎年ちゃんと芽を出してくれる、頼もしい存在です🌸

この記事では、北海道で実際にクレマチスを育てている私の3品種の栽培記録と、寒冷地ならではの冬越しの方法、そして失敗しないためのコツをまとめました。「うちの庭でも育てられるかな?」と迷っている方の参考になれば嬉しいです😊

うさうさ

クレマチスって寒さに強いうさ?北海道の冬は厳しいうさよ…❄️

はるゆ

大丈夫!実は多くのクレマチスは寒さに強いんですよ。うちの子たちは毎年マイナス10℃以下でも元気に春を迎えてくれています🌿

目次

北海道でクレマチスは育つのか?

クレマチス春の新芽とつる
春に新芽が伸び始めたクレマチス。冬越しに成功した証です。

クレマチスはキンポウゲ科のつる性植物で、世界中に約300種が存在します。実は、クレマチスの多くは耐寒性がとても高く、北海道のような寒冷地でもしっかり育つ品種がたくさんあります。

私が住んでいる札幌は、冬場にはマイナス10℃を下回ることも珍しくありません。積雪は1メートルを超える年もあります。それでも、クレマチスは毎年春になるとしっかり芽を出して、夏には美しい花を咲かせてくれます。

ただし、すべての品種が北海道に向いているわけではありません。品種選びと冬越しの工夫が大切です。私が実際に育てている3品種の経験をもとに、詳しくお伝えしますね。

私が育てている3品種のクレマチス

現在、我が家の庭には3品種のクレマチスがいます。長老の「品種不明」、中堅の「ベルオブウォーキング」、そして新入りの「白磁(はくじ)」。それぞれ個性が全然違って、眺めているだけで楽しいです🌸

品種不明の古株(2008年〜18年目)

品種不明のクレマチス満開 2025年7月 北海道
2025年7月。18年育てている品種不明のクレマチス。壁面いっぱいに咲き誇っています。

我が家のクレマチスの中で一番の古株が、2008年から育てている品種不明のクレマチスです。購入時のラベルを失くしてしまい、正確な品種名がわからないのですが、18年間ずっと元気に育ってくれています。

花は薄紫色で、毎年6月頃に咲いてくれます。特別な手入れをしなくても、北海道の厳しい冬を越して春にはちゃんと新芽を出してくれる、本当に丈夫な子です。「クレマチスは弱い」というイメージがある方もいるかもしれませんが、この子を見ていると「全然そんなことないよ!」と言いたくなります😊

18年の間にツルはかなり太くなり、フェンスにしっかり絡みついています。植え替えもせず、同じ場所で年々株が充実していくのを見るのは、ガーデナーとしてとても嬉しい瞬間です。

ベルオブウォーキング(2023年〜3年目)

ベルオブウォーキング購入時の苗 2023年10月
2023年10月8日。購入時のベルオブウォーキング。小さな苗からスタートしました。

ベルオブウォーキング(Belle of Woking)は、2023年9月30日にお迎えした品種です。八重咲きの大輪系で、淡い藤色の花が本当に美しいクレマチスです。

ベルオブウォーキングは書籍によって、旧枝咲き(前年の枝に花が咲くタイプ)と載せている場合と、新旧両枝咲きと書かれている場合と、両方を見かけます。いずれにしても、冬の剪定では枝を残す必要があります。北海道では冬に枝が傷むリスクがあるため、旧枝咲きは少し気を使いますよね。しかも、届いた苗は今にも折れそうな苗でしたので、冬囲いをして軒下で越冬させました。

翌年、元気に育っていたのですが、急に枝が枯れてしまう事態に😨鉢で育てる自信がなくなり、庭に植え付けました。(本来は鉢である程度育てるのがセオリーらしいのですが💦)

こんな非常識な管理をしてしまったにもかかわらず、庭に植え付けてから、なんと新しい芽が出て、夏には八重の花を咲かせてくれたのです!初めての花は小さかったですが、上品な薄紫の色に感動しました🌸

ベルオブウォーキング初開花 2024年7月 北海道
2024年7月26日。ベルオブウォーキングが北海道で初めて開花しました。
うさうさ

八重咲きのクレマチスが北海道で咲くなんて、すごいうさ!✨

白磁(はくじ)(2026年〜新入り)

クレマチス白磁 購入時 2026年3月
2026年3月。新入りの白磁。白い花びらに淡い緑がかった上品な品種です。

白磁(はくじ)は2026年の春に購入した、我が家の最新メンバーです。白い花びらに淡い緑がかった色合いが特徴の、とても上品なクレマチスです。

白磁は新旧両枝咲きで、旧枝にも新枝にも花が咲くタイプ。剪定の自由度が高く、北海道のように冬に枝が傷みやすい地域でも安心感があります。万が一、冬に旧枝が枯れても、新枝から花が咲いてくれるんです。

植え付けの際には、「植え替えない植え替え」という方法を試しました。これは、根鉢を崩さずにそのまま一回り大きな鉢に移し、土の代わりにベラボンで覆う方法です。クレマチスのデリケートな根を傷めにくいのがメリットです。まだ購入したばかりなので、これからの成長を丁寧に見守りたいと思います🌱

ベラボンとは?
ヤシの実の繊維を特殊加工した園芸資材。吸収性・排水性・通気性に優れ、根張りが良くなる効果が期待できる。

北海道でのクレマチスの冬越し方法

北海道でクレマチスを育てるうえで、最も大切なのが冬越しの準備です。私が毎年やっている方法をご紹介します。

クレマチスのつぼみ 春
春、つぼみが膨らみ始めた瞬間。冬越しの努力が報われる瞬間です。
  • 株元のマルチング:11月中旬〜下旬に、株元にバークチップや腐葉土を10〜15cmほど厚く敷きます。根の凍結を防ぐのが目的です
  • つるの処理:旧枝咲きの品種(ベルオブウォーキングなど)は、つるを支柱から外して地面近くにまとめ、不織布で軽く覆います。新枝咲きの品種は地上30cm程度で剪定してOK
  • 雪を味方にする:北海道の場合、積雪が自然な断熱材になります。雪の下は意外と温度が安定していて、0℃程度に保たれるので、しっかりマルチングしておけば根は守られます
  • 鉢植えの場合:白磁のように鉢植えで育てているものは、鉢ごと不織布でくるんで、軒下で冬越させます
うさうさ

雪が断熱材になるって本当うさ?なんだか不思議うさ…🤔

はるゆ

本当ですよ!雪の中は外気がマイナス15℃でも、地表近くは0℃〜マイナス3℃くらい。雪国ならではの恩恵なんです❄️

【比較表】3品種の特徴まとめ

ベルオブウォーキング花弁アップ
ベルオブウォーキングの花弁を間近で。八重咲きの繊細な美しさが伝わります。
品種栽培歴咲き方花の色剪定タイプ北海道での育てやすさ
品種不明2008年〜(18年)一重薄紫不明(おそらく新旧両枝)⭐⭐⭐⭐⭐
ベルオブウォーキング2023年〜(3年)八重淡い藤色旧枝咲き(弱剪定)⭐⭐⭐⭐
白磁2026年〜(1年目)一重〜半八重白〜淡緑新旧両枝咲き(任意剪定)⭐⭐⭐⭐(期待値)

18年育てている品種不明の子が「⭐5つ」なのは、何もしなくても毎年咲く圧倒的な実績があるから。ベルオブウォーキングは旧枝咲きなので冬囲いに少し手間がかかりますが、その分、八重咲きの花は格別の美しさです。白磁はまだ1年目ですが、新旧両枝咲きで剪定の自由度が高いので、北海道向きの品種だと期待しています✨

北海道でクレマチスを育てるときの3つのコツ

コツ①:新枝咲き or 新旧両枝咲きの品種を選ぶ

北海道でクレマチスを育てるなら、新枝咲き新旧両枝咲きの品種がおすすめです。旧枝咲きの品種(ベルオブウォーキングなど)は美しいですが、前年のつるを冬越しさせる必要があり、北海道では少しハードルが上がります。

初めてクレマチスに挑戦する方は、ビチセラ系テキセンシス系のように、強剪定(バッサリ切る)できるタイプが安心です。白磁のような新旧両枝咲きも、万が一冬に旧枝が傷んでも新枝で咲いてくれるので、保険になります。

コツ②:「根」を守ることに全力を注ぐ

クレマチスはつるが枯れても、根が生きていれば復活します。だからこそ、冬越しでは「根を凍らせない」ことが最優先。マルチングをしっかりやって、株元を保護してあげてください。

逆に言うと、地上部のつるが多少傷んでも慌てる必要はありません。春に枯れたように見えても、根元から新芽が出てくることがよくあります。焦って抜かないことが大切です🌿

コツ③:深植えにする

クレマチスの植え付けでは、深植えがポイントです。ポットの土の表面より5〜10cm深く植えます。こうすることで、地中深くに節(芽のもと)が埋まり、万が一地上部が枯れても地中から新しい芽が出てきます。

特に北海道では、この深植えが凍結からの保険にもなります。私は18年前に品種不明のクレマチスを植えたとき、たまたま深植えにしていたのですが、それが長寿の秘訣だったのかもしれません。

まとめ|クレマチスは北海道の庭でも楽しめる

クレマチスは寒さに弱いイメージがあるかもしれませんが、品種選びと冬越しの工夫をすれば、北海道でも十分に楽しめます。私の経験をまとめると:

  • 品種不明の古株は18年間、特別な手入れなしで毎年咲いてくれている
  • 八重咲きのベルオブウォーキングも、冬囲いをすれば北海道で問題なく育つ
  • 白磁のような新旧両枝咲きは、寒冷地での安心感が高い
  • 冬越しは株元のマルチング雪の断熱効果を活かすのがコツ
  • 深植えにしておけば、地上部が傷んでも根から復活できる
うさうさとクレマチスの庭のイラスト
うさうさ

18年も元気に咲き続けるなんて、クレマチスって北海道にぴったりの花うさね🌸 新入りの白磁の成長も楽しみうさ〜!

北海道でクレマチスに挑戦しようか迷っている方、ぜひ一株お迎えしてみてください。きっと、春に新芽を見つけた瞬間、「育ててよかった!」と思えるはずです。我が家の白磁のその後も、またブログでお伝えしますね🌿

ベルオブウォーキング初開花 2024年7月 北海道

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この記事を書いた人

北海道の小さな庭で宿根草を育てながら、ガーデニングの記録をブログに書いています。
寒冷地でも育つ植物や、実際に育てて分かった育て方などを紹介しています。

本業は看護師で、これまで30年以上医療の現場で働いてきました。
看護や働き方、認知症介護について感じたことも、ときどきこのブログで書いています。

庭づくりとガーデニングは30年以上続けている趣味。
北海道でも育てやすい植物や、寒冷地ならではの庭づくりの楽しさをお伝えできたらうれしいです。

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