「北海道の4月って、庭はどうなってるの?」——本州の友人によく聞かれます。正直に言うと、まだ冬の延長戦です😅 でも、地面をよく見ると…球根たちが咲き始め、宿根草がモゾモゾ動き出し、枯れ木にしか見えなかったヒメシャラにも小さな葉芽が。北海道・寒冷地の4月の庭を、30年ガーデナーの目線で写真たっぷりにレポートします🌿
うさうさ北海道の4月って、まだ雪あるうさ…?🥶



今年は4月中旬でようやく北側の雪が消えたくらい。本州とは1ヶ月以上ズレてるんですよ😊
北海道の4月、庭はまだ冬と春のあいだ
札幌の4月は、最高気温10〜15℃、最低気温は0℃前後。日中は暖かくても、朝晩はまだ霜が降りることもあります。
庭の状態を一言でいうと「茶色い地面のあちこちに、小さな緑と色がポツポツ」。華やかさはまだまだですが、この時期に地面をじーっと観察するのが、寒冷地ガーデナーの醍醐味なんです🔍
本州の方が4月に見る「満開の花壇」とは全然違いますが、1つ1つの芽吹きに「生きてた!」と感動できるのは、長い冬を越えた北海道ならではの喜びです。
今咲いている球根たち(クロッカス・チオノドクサ・プスキニア)
北海道の庭で一番最初に色を見せてくれるのが、小球根たち。うちの庭では4月中旬現在、こんな状態です👇
クロッカス — 春の一番バッター
雪解け直後からパッと咲く、北海道の庭の救世主。紫・黄・白の花が地面すれすれで咲いている姿は、毎年「春が来た!」と実感させてくれます。植えっぱなしで毎年咲いてくれるので、寒冷地では本当におすすめの球根です。


チオノドクサ&プスキニア — 知る人ぞ知る早春の宝石
クロッカスと同時期に咲く小さな星形の花。チオノドクサは青紫、プスキニアは白に薄い青のストライプ。どちらも植えっぱなしで年々増えるので、寒冷地の庭には欠かせない存在です。
名前を知らない方も多いのですが、一度植えたらファンになりますよ。ホームセンターの球根コーナーで秋に見つけたら、ぜひ試してみてください🌸






スノードロップは一番乗りで終了
うちの庭で最も早く咲いて、最も早く退場するのがスノードロップ。4月中旬にはもう花が終わって、葉だけが残っています。「もう少し見ていたいのに…」と毎年思いますが、それが春の儚さですね😊


チューリップとムスカリはまだ準備中
チューリップは葉っぱが出て、つぼみはまだ硬い状態。ムスカリも数種類植えていますが、こちらも葉が伸びてきたところ。開花はGW前後になりそうです。
「北海道のチューリップはGWに咲く」と覚えておくと、旅行計画にも便利ですよ🌷











球根って植えっぱなしで毎年咲くうさ?掘り上げなくていいうさ?



クロッカス・チオノドクサ・プスキニア・ムスカリ・スノードロップは植えっぱなしでOK!チューリップは品種によりますが、原種系なら放置で大丈夫ですよ🌿
宿根草が動き出した!芽吹きレポート【4月中旬】
球根に続いて、地面から顔を出し始めたのが宿根草たち。冬の間は地上部が完全に枯れて「本当に生きてる?」と不安になるんですが、ちゃんと動き出してくれました😭
プルモナリア3種が一番元気
うちの庭でいちばん早く動き出すのがプルモナリア。3品種育てていますが、どれも銀色の斑入り葉をモリモリ広げ始めています。
プルモナリアは半日陰〜日陰でも元気に育つので、北側の庭や建物の影になる場所にぴったり。北海道の寒さにも強く、私の庭では-20℃台の冬を何度も越えています。






サルビア・カラミンサ・アジュガ…地面から続々
地面をよく見ると、あちこちから小さな芽が。
- サルビア — 株元から新しい茎が伸び始めている
- カラミンサ — 小さな葉がこんもり出てきた
- アジュガ — 匍匐茎を伸ばして広がりつつある。紫の花はもう少し先
- ベロニカ オックスフォードブルー — 常緑なので冬も葉が残っていたけど、新芽が加わって一段と鮮やかに
- 斑入りアラビス — ピンクがかった白い斑がきれい。マット状に広がっている
- イベリス・ブライダルブーケ — 白い小花が密集して咲き始めた。常緑で庭の前景にぴったり
- シャガ — 葉っぱがぐんぐん増えてきた。花は5月以降
どれも「あ、生きてた!」の感動ポイント。冬の間に枯れ枝を片付けすぎると、こうした芽を傷つけてしまうので、宿根草の周りは春まで触らないのが鉄則です。










ホスタはまだおねぼう?
ホスタ(ギボウシ)は地面からツンツンした芽がようやく出てきたところ。北海道ではホスタが本格的に葉を広げるのは5月に入ってからなので、今は「いるね?いるよね?」と声をかける段階です😆
このタイミングでホスタが見当たらなくても、焦って掘り返さないでくださいね。私も以前「枯れたかも…」と掘ったら、地中に立派な芽があって慌てて埋め戻したことがあります💦


ヒメシャラの葉芽が膨らんできた
シンボルツリーとして植えているヒメシャラ。冬の間はまるで枯れ木ですが、4月中旬になると、枝先の葉芽がぷっくり膨らんできます。
「この子、本当に生きてるの?」と毎年不安になるんですが、芽が膨らんでいれば大丈夫。落葉樹は冬に枯れたように見えるのが正常です。


ヒメシャラは北海道では「ギリギリ育つ」樹種。うちでは植えて2年目ですが、昨年は花が咲きませんでした。今年こそ白い花が見られるか…見守り中です🌳



ヒメシャラって北海道で育つうさ?ちょっと心配うさ…🤔



正直、ギリギリのラインです。でもうちの庭では-20℃台を越えてくれました。詳しくは成長記録の記事に書いてますよ😊
【一覧表】北海道4月中旬の庭の状態チェック
うちの庭(札幌市)の2026年4月16日時点の状態をまとめました。寒冷地で庭づくりを始める方の参考になれば嬉しいです。
| 植物 | 分類 | 4月中旬の状態 | 開花予想 |
|---|---|---|---|
| クロッカス | 球根 | 開花中 | 3月下旬〜4月中旬 |
| チオノドクサ | 球根 | 開花中 | 4月上旬〜中旬 |
| プスキニア | 球根 | 開花中 | 4月上旬〜中旬 |
| スノードロップ | 球根 | 花終了・葉のみ | 3月下旬〜4月上旬 |
| チューリップ | 球根 | 葉・つぼみ | GW前後 |
| ムスカリ(数種) | 球根 | 葉のみ | 4月下旬〜5月 |
| プルモナリア(3種) | 宿根草 | 葉が展開中 | 4月下旬〜5月 |
| サルビア | 宿根草 | 新芽あり | 6月〜 |
| カラミンサ | 宿根草 | 新芽あり | 6月〜 |
| アジュガ | 宿根草 | 広がり中 | 5月 |
| ベロニカ オックスフォードブルー | 宿根草 | 常緑+新芽 | 4月下旬〜5月 |
| 斑入りアラビス | 宿根草 | マット状に展開 | 4月下旬〜5月 |
| イベリス・ブライダルブーケ | 宿根草 | 開花中 | 4月中旬〜5月 |
| シャガ | 宿根草 | 葉が増加中 | 5月〜6月 |
| ホスタ | 宿根草 | 芽が出始め | 7月〜(花) |
| ヒメシャラ | 落葉高木 | 葉芽膨らむ | 6月〜7月(花) |
北海道の4月、やってはいけないこと3つ
30年の庭仕事で学んだ、この時期にやりがちな失敗をまとめます。
① 枯れ枝を根元からバッサリ切らない
冬越しした枝が茶色くて「枯れた?」と思っても、株元から新芽が出る宿根草は多いです。枝を切るなら、新芽の位置を確認してからにしましょう。特にアジサイ、シモツケなどの低木は、古い枝の途中から芽吹きます。
② 早まって苗を植えない
ホームセンターには3月末から苗が並び始めますが、北海道で地植えするのはGW以降が安全です。寒さに強い品種なら大丈夫ですが、弱い品種は4月中に植えると、遅霜でやられるリスクがあります。
どうしても買いたい場合は、鉢のまま軒下で管理して、GW後に地植えするのがおすすめです。
③ 肥料を早くあげすぎない
「春だから肥料をあげなきゃ」と思いがちですが、5月前に与えても効いている実感がなく、もったいないと感じることが多いです。北海道なら5月に入ってからの施肥で十分です。
特に宿根草は、芽が動き出したばかりのタイミングで濃い肥料をあげると根を傷めることがあるので要注意。
まとめ|北海道の春は「待つ」ことが園芸
北海道の4月は、派手さはありません。でも、茶色い地面から1つずつ緑が増えていく過程を楽しめるのは、長い冬を越えた寒冷地ガーデナーだけの特権です。
クロッカスやチオノドクサが最初の色を見せ、プルモナリアが銀色の葉を広げ、ヒメシャラの芽が膨らむ。この「待つ時間」こそが、GWの植え付けシーズンへの最高の助走です。





北海道の春は、ゆっくりだけど確実に来てるうさね !焦らず待つのが一番うさ!
北海道・寒冷地でこれから庭づくりを始める方は、GWに何を植えるか今のうちに計画しておくと、シーズンをフルに楽しめますよ。
この記事が、同じ寒冷地で庭を楽しむ方の参考になれば嬉しいです。
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