シンボルツリーって、何を植えるかで庭の雰囲気がまるっと変わりますよね。
我が家の庭は広くないので、「失敗したくない!」という気持ちが強くて、2023年に植えるまでにかなり時間をかけて悩みました。
最終的に選んだのはヒメシャラ(株立ち)。
この記事では、私が実際に迷った3種——ソヨゴ・アオダモ・ヒメシャラ——を比較しながら、ヒメシャラに決めるまでの過程をご紹介します。同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです🌿

常緑 vs 落葉|北海道のシンボルツリーはどちらがいい?
シンボルツリーを調べると、最初にぶつかるのがこの問いではないでしょうか。
うさうさ葉っぱがずっとある木と、冬に落ちる木、どっちがいいのかうさ?🌿
それぞれのメリット・デメリットを北海道の気候に合わせて整理してみました。
常緑樹のメリット・デメリット
メリット
- 一年中緑があるので、冬の庭でも寂しくならない
- 目隠しやプライバシー効果が年間を通して持続する
- 雪景色の中に緑が映えて、庭に彩りが生まれる
デメリット
- 葉が密についているため、樹形の美しさが見えにくい
- 北海道の厳しい寒さで葉が傷んだり、変色する種類もある
- 雪が葉に積もりやすく、重みで枝が折れることがある😨
落葉樹のメリット・デメリット
メリット
- 樹形の美しさが際立つ——特に冬、枝だけになったシルエットが凛として絵になります
- 夏は木陰をつくり、冬は葉が落ちて光を通す。採光が自然に調整されるのは北海道でも嬉しいポイントです
- 葉が透けるので庭全体が明るく、やわらかい印象になる
- 紅葉が楽しめる種類が多く、秋の庭に季節感が生まれる
デメリット
- 冬に葉が落ちて寂しく感じることがある
- 落ち葉の掃除が必要
- 北海道は落葉期間が長いので、枝だけの期間をどう感じるかがポイント



落ち葉の掃除、大変そうだうさ……🍂
たしかに手間ではありますが、私は枝だけになったシルエットも好きなので、落葉樹一択でした😆
落葉樹の「葉が透ける感じ」と冬の凛とした枝ぶりに惹かれて、常緑樹のソヨゴはここで候補から外れました。
シンボルツリー選びで重視した4つのポイント
落葉樹に絞ったあとも、アオダモとヒメシャラの間でかなり迷いました。判断のポイントにしたのは次の4つです。
耐寒性|北海道の冬を越えられるか
北海道の冬は厳しいので、寒さに耐えられない木はそもそも候補に入りません。
アオダモもヒメシャラも耐寒性はあるとされていますが、ヒメシャラはもともとやや温暖な地域向きという情報もあって、少し心配しました。(その後どうだったかは、また別の記事でレポートします!)
成長スピード|小さな庭でも管理できるか
これが一番重要な基準でした。
小さな庭なので、ぐんぐん伸びる木は困ります。アオダモは成長がゆっくりめと言われていますが、調べていくうちに「意外と大きくなった」という声も目にして……成長スピードが不安で、アオダモは慎重に考えることにしました。
虫・病気|ヒメシャラと「チャドクガ」問題
剪定の頻度、虫がつくかどうか、病気への強さも気になるポイントです。
ここでヒメシャラに大きな懸念が生まれました。「チャドクガがつく可能性がある」という情報を見てしまったんです。
チャドクガは毒のある毛虫で、刺されると激しいかゆみが続く厄介な虫。これは正直かなり迷いました……😭



も、もし虫がついたら…怖いうさ〜💦



確かにそうよね。でも、あることがきっかけで考えが変わったんです。
信頼しているガーデンデザイナーさんのご自宅に、立派なヒメシャラが植えてありました。しかもウッドデッキを突き抜けるように、デッキの真ん中から生えていて。その佇まいがあまりにも美しくて、「きちんと管理していれば、虫の心配はそこまで必要ないのかもしれない」と思えました🌿
実のなる木も迷ったけれど…
調べているうちに、ジューンベリーなど実のなる木にも心が動きました。花が咲いて、実がなって、鳥も来て——なんて豊かな庭だろうと。



実がなると鳥もくるし、ジャムも作れるうさ!楽しそうだうさー🍒
でも小さな庭で実が落ちると掃除が大変そうで、汚れも気になりそう…。楽しみよりも手間が上回りそうと感じて、今回は見送りました。
ソヨゴ・アオダモ・ヒメシャラを比較してみた
迷った3つのシンボルツリーを比較すると、以下のようになります。
| 比較内容 | ソヨゴ | アオダモ | ヒメシャラ |
|---|---|---|---|
| 常緑 / 落葉 | 常緑 | 落葉 | 落葉 |
| 耐寒性 | ◎ | ◎ | △〜○ |
| 成長スピード | 遅い | 中〜やや早め | 中 |
| 管理(虫・病気) | 楽 | 楽 | 要注意(チャドクガ) |
| 樹形の美しさ | ○ | ◎ | ◎ |
| 結果 | ✗ 常緑のため | ✗ 大きさが不安 | ◎ 選んだ! |
こうして見ると、ヒメシャラは耐寒性、成長スピード、虫の心配などもあり3 つの中では心配な要素が多い樹木です。それでも私はヒメシャラに決めてしまいました。ヒメシャラの魅力が勝った具体的な理由を次にお伝えします。
ヒメシャラ株立ちに決めた3つの理由
迷いに迷って、最後に背中を押した理由。それはヒメシャラそのものの美しさでした。
花・紅葉・樹皮と三季楽しめる
ヒメシャラは、季節ごとの変化と美しさが際立ちます。
- 初夏:小ぶりで白いかわいらしい花が咲く
- 秋:葉が真っ赤に紅葉して庭に季節感をつくる
- 冬〜春:葉が落ちても、幹そのものが美しい
新緑の季節、秋の紅葉、冬の樹形、どの時期もずっと眺めていられます。
日本の三大美幹|冬も絵になる幹の美しさ
ヒメシャラは赤みがかったなめらかな樹皮が特徴で、「日本の三大美幹」のひとつに数えられるほど美しい木です。冬に葉が落ちても、幹が庭の表情をつくってくれるので、落葉樹でも寂しくならないのが嬉しいポイントです。ツルツルとした幹はつい触れてみたくなります☺️
株立ちのやわらかな樹形が決め手に
根元から複数の幹が広がる「株立ち」を選ぶことで、より自然でやわらかな雰囲気になりました。
単幹(一本の幹)のものよりも、成長速度が遅くなるのも株立のポイントです。


まとめ|北海道のシンボルツリー選びで大切にしたこと
アオダモも白くなめらかな幹がとても美しくて、最後までかなり迷いました。でも「少し大きくなりすぎるかも」という直感から、今回の我が家の庭には選びませんでした。いつかどこかに植えてみたい木のひとつとして、心に残っています🌿
シンボルツリー選びで私が大切にしたのは、この4つです。
- 常緑か落葉か——まず樹形の好みで絞る
- 耐寒性——北海道の冬を越えられるか
- 成長スピード——庭の広さに合っているか
- 管理のしやすさ——虫・病気・剪定頻度
とはいえ、結局最後は自分の「好き」が勝り、心配な要素も多めのヒメシャラを選んでいました(笑)
北海道の小さな庭に何を植えるか——正解は人によって違います。でも「樹形の美しさ」「季節感」「幹の存在感」を求めるなら、ヒメシャラはとても魅力的な選択肢だと思います。
そして実際に育ててみて、自分の選択は間違っていなかったと感じています。
2023年に植えてから現在の様子は、また別の記事でお伝えします😊









