プルモナリアは、寒冷地でも美しく咲く宿根草として人気があります。早春から晩春にかけて咲く可愛らしい花と、独特の模様のある葉が特徴的です。
プルモナリアはびっくりするほど丈夫で、育てやすいので初心者さんにもオススメです!
私はプルモナリアの苗がまだ小さい時期には、あまりキレイと思えませんでした。自分で購入したにも関わらずです。
ところが1年も経つと「すごい葉がキレイ!増やしたい!」と思うようになりました。シルバーがかったリーフは、花がない時期でもお庭の中で存在感抜群なんです。

そんなわけで、夏のまだ暑い時期にも関わらず、株分してしまいました。(ひどいスパルタ・・・)
ポットにあげた後は、ぐったりとして「これはさすがにダメかもな・・・」と思ったのですが、日陰で管理していると
なんとビシッと復活したではありませんか!!

プルモナリアの良い点は、こぼれ種で簡単に増えることです。風に飛んだ種から、新芽が出て簡単に育ちます。
ちなみに写真は、プルモナリア ダイアナクレアです。
主な特徴をまとめます。
外観的特徴
- 花色:ピンクから青へと変化し、2色咲きのように見える品種が多い
- 花の形状:ロウト状の花が固まって咲く
- 葉:特徴的な白い斑点や水玉模様がある
- 草丈:20〜40cm程度
プルモナリアの名前の由来は、ラテン語のpulmo(肺)に関連しています。昔は肺や喉の炎症を鎮める薬として使われていたそうです
生態的特徴
- 開花時期:早春から晩春(2月中旬〜5月中旬)
- 耐寒性:霜や凍結にも強い
- 生育環境:半日陰から日陰を好む
夏に直射日光が当たると、葉が焼けたように茶色くなることがあります。ですが、茶色くなった葉はカットすることで、新しい葉がどんどん出てきますので、大丈夫です。札幌でも夏は30度超えますが、私は日陰にならない場所にも植えています。
その他の特徴
- 原産地:ヨーロッパから西アジア
- 科名:ムラサキ科
- 別名:ラングワート
- 用途:シェードガーデンのリーフプランツとして人気
おすすめの品種
- ‘コットンクール’:白い斑点が特徴的な葉を持つ品種
- ‘トレビファウンテン’:青い花が美しい人気品種
- ‘ラズベリースプラッシュ’:ピンクがかった花が魅力的
- ‘ブルーエンサイン’:濃い青色の花が印象的
- ‘ダイアナクレア’:非常に強健。細長い葉に幅広い斑がとても美しい
プルモナリアは、早春に花が咲き、花色がピンク系からブルーやパープル系に変化します。花のない時期もカラーリーフとして一年中楽しめ、寒さに強い品種も多いです。
ぜひ、お庭に植えて楽しんでみてくださいね!!