寒冷地で種まきビオラを育てよう!試行錯誤の越冬と過保護ビオラの徒長

  • URLをコピーしました!

種から育てて初めての年は越冬できるか自信がなく、いくつかの鉢は家の中で育てました。

そうしたら・・・

見事に徒長しました

茎が伸び切っているビオラは、1月の様子です。

北海道の家の中はストーブをつけるので、室温が高いせいかもしれません。

窓辺に置いて、光はたくさん浴びていたので暗くて徒長したというよりは、室温が高すぎたのでしょう。20度を超えると、ビオラは徒長しますね。

3月下旬雪の下から出てきたビオラは、どっしりとしていて、花も枯れずに保っていました。

家の中で育てた「温室育ちの過保護ビオラ」よりも、よっぽど元気。

雪の下でどうやって光合成していたのでしょうか?

水分は雪が補っていたのかもしれません。

気温は、雪の下は0度ほどで保てるので、環境としては全然OKなんですね。

ビオラの耐寒性は、品種にもよりますが-10 ℃までと言われています。

雪から出た直後は若干しんなりしていましたが、雪解けとともに力強くなり、花の勢いは爆発的に強くなります。

4月の庭 周りの宿根草はまだまだ咲きませんが、ビオラの花が鮮やかに彩って癒しをくれます。

地植えのものは水やりも必要なく、ほったらかしで大丈夫です。

大抵のものは6月くらいまで咲いてくれますし、気温次第では7月までキレイな状態を保てます。

ちなみに今回の種はタキイネットさんから購入しました。

 ↓あかつきももか とても丈夫でコンパクトにまとまります。

ピンク系 ビビアンティークとイエロー系 ソルベレモンブルーベリースワール

よく咲くスミレとビビアンティーク、右の大きい赤系の花はパンジーナチュレフロスティローズ

パンジーも越冬します。

黄色のとても丈夫なフローラルパワー クリームイエローリップ 切り戻すとすごい増えます。

目次

おまけ チューリップとムスカリ、ビオラの共演ダブルデッカー

チューリップとムスカリの球根をダブルデッカーで植えてみました。

ダブルデッカーとは、一つのプランターに球根を植え、その上に花苗を植える方法です。

このように植えると、先にビオラが咲き、その後からムスカリとチューリップが咲いて、

花のリレーのように楽しむことができる上に、最後は全部の花が咲きほこり、

豪華で素敵な姿になります。

準備

  • 深さ30cm以上のプランター
  • 水はけの良い培養土
  • 鉢底石
  • チューリップとムスカリの球根
  • ビオラの苗

植え方

  1. プランターの底に鉢底石を敷き、排水を良くします。
  2. 培養土を半分より少し多めに入れます。
  3. チューリップとムスカリの球根を配置します。チューリップは5個以上植えるとおしゃれに見えます。
  4. 球根の上に土を被せます。
  5. ビオラの苗を植えます。株の向きを外側に傾けて配置すると、蒸れ防止になります。
  6. 最後に土を足して完成です。

ポイント

  • この植え方を「ダブルデッカー」と呼びます。
  • チューリップとムスカリは紅葉が見頃になる秋(9月〜11月)に植えるのが理想的です。寒冷地では10月頃が適期です。
  • ビオラは冬も咲き続けるので、チューリップが咲くまでの間も楽しめます。寒冷地では雪が積もるまでは、ビオラのお花が楽しめます。
  • 開花時期:ビオラ(冬〜春)、ムスカリ(3月頃)、チューリップ(3月下旬〜5月上旬)と言われていますが、北海道ではチューリップは4月になってから咲ます。チューリップよりも、ビオラはずっと長く咲くので、チューリップのお花が終わったら花首を折ってつんでおきます。チューリップの葉が黄色くなるまでは、球根を掘り上げずにそのまま置いておくことで球根が太り、来年も咲かせることができます。

 

ハルユ

プランターでチューリップの花がなくなると、ちょっと寂しさはあるのですが、それでもダブルデッカーは魅力的な植え方だなぁと思います

簡単なので、ぜひチャレンジして楽しんでみてくださいね!

 

まとめ

今回は寒冷地でビオラの種を蒔き、越冬が可能なことをお伝えしました。

具体的な種まきの方法も以前の記事に掲載していますので、ぜひ参考になさってくださいね。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

北海道のナースとして30年勤務。現在はプラチナナースや中途採用看護師を支えています。看護介護は面白いけど大変なこともたくさんありますね。ナースの皆さんが元気に働けるように、お役立ち情報を発信します。
癒しはガーデニング🎵こちらも30年継続中。寒冷地のおすすめ植物や育て方の情報をお伝えします。

目次